升田氏「権力のバランス正す」 立民が衆院青森1区擁立決定

升田世喜男氏
升田世喜男氏
立憲民主党は19日の常任幹事会で、元職升田世喜男氏(63)を次期衆院選の青森1区公認候補予定者に決め、1区総支部長に選任した。升田氏は取材に「政治の1強が長く続き、多くの不正が起こっている。権力のバランスを正し、青森県民の声をストレートに国.....
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 立憲民主党は19日の常任幹事会で、元職升田世喜男氏(63)を次期衆院選の青森1区公認候補予定者に決め、1区総支部長に選任した。升田氏は取材に「政治の1強が長く続き、多くの不正が起こっている。権力のバランスを正し、青森県民の声をストレートに国会へ伝えたい」と意気込んだ。[br] 升田氏は昨年6月、立民への入党を目指し、党の次期衆院選公認候補に応募していた。[br] 与党勢力が圧倒する国会の現状を「届く声の偏りが起こり、政治の恩恵を均等に受けられなくなる」と指摘。「野党が大きな塊として結束し、権力の暴走を抑止しないといけない」と対抗勢力の必要性を強調した。掲げる政策として、農林水産業の振興や東京一極集中の是正などを挙げた。[br] 原子力政策に関しては、党の「原発ゼロ」方針に賛同。ただ、原子力施設が立地地域の経済を支えている点を挙げ、「地元の雇用を守る前提で考えないといけない」と語った。[br] 升田氏は、2014年12月の衆院選で維新の党から旧1区に立候補し、比例復活で初当選。17年10月の衆院選は、希望の党から立候補し落選した。[br] 青森1区には、自民党現職の江渡聡徳氏(64)=比例東北=、共産党新人の齋藤美緒氏(40)も出馬を予定している。升田世喜男氏