イワシ豊漁で数量8761トン 過去10年で3番目に多く/八戸港7月水揚げ

大中型巻き網船によるイワシの水揚げ=7月20日、八戸市第1魚市場
大中型巻き網船によるイワシの水揚げ=7月20日、八戸市第1魚市場
八戸市水産事務所が12日に発表した7月の八戸港の水揚げ統計によると、数量は大中型巻き網船のマイワシの豊漁などを背景に8761トン(前年同月比82%増)と、過去10年で3番目の多さとなった。金額は新型コロナウイルスによる需要減などが響き、17.....
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 八戸市水産事務所が12日に発表した7月の八戸港の水揚げ統計によると、数量は大中型巻き網船のマイワシの豊漁などを背景に8761トン(前年同月比82%増)と、過去10年で3番目の多さとなった。金額は新型コロナウイルスによる需要減などが響き、17億4317万円(19%減)にとどまった。[br] 漁業種別では、大中型巻き網船が4878トン(561%増)、2億5708万円(108%増)。マイワシは三陸沖が大幅に数量を伸ばし、北海道東沖も好調だった。[br] スルメイカの水揚げは解禁から5日目に当たる31日のみで145トン(16%増)、6118万円(10%増)。サバは196トン(13%増)、4913万円(3%増)だった。[br] 北太平洋での中型イカ釣り船の船凍アカイカは3390トン(7%減)、13億1097万円(29%減)。数量は好調だった昨年と同水準ながら、金額は伸び悩んだ。[br] 小型イカ釣り船の近海スルメイカ漁は101トン(17%減)、5481万円(6%減)。振るわなかった昨年をさらに下回り、3年連続の前年割れとなった。[br] 1月からの累計は1万4785トン(50%増)、36億9549万円(9%減)となった。大中型巻き網船によるイワシの水揚げ=7月20日、八戸市第1魚市場