【新型コロナ】東通村診療所に発熱外来棟増築へ

東通村は新型コロナウイルス感染防止対策で、村診療所に発熱外来棟を増築する。一般外来患者と新型コロナ感染が疑われる患者の導線を分けて院内感染を防ぐのが狙いで、年度内の完成を目指す。 6日の村議会臨時会に、事業費4952万円を盛り込んだ2020.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 東通村は新型コロナウイルス感染防止対策で、村診療所に発熱外来棟を増築する。一般外来患者と新型コロナ感染が疑われる患者の導線を分けて院内感染を防ぐのが狙いで、年度内の完成を目指す。[br] 6日の村議会臨時会に、事業費4952万円を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を提案し、原案通り可決された。[br] 発熱外来棟は同村砂子又里にある診療所と村保健福祉センター「野花菖蒲の里」の間に整備。鉄骨平屋約20平方メートルで、トイレや空調設備などを設ける。診療所は一般外来と救急外来の入り口があり、これまでは救急外来側を発熱患者向けに活用していたが、完成後は入り口を完全に分ける。[br] 発熱外来棟では新型コロナ感染の可能性が低い患者を診療。電話による問診などで感染が疑われる場合はこれまで通りにむつ保健所を通じ、むつ総合病院で対応してもらうことになる。[br] 村によると、PCR検査や抗原検査実施については、診療所がそもそも検査ができる指定病院ではない上、できたとしても医師や看護師の体制から難しいという。[br] 補正予算には、オンライン診療を充実する事業費約200万円も計上。両事業とも国の地方創生臨時交付金を活用して実施する。