観光庁の多言語解説整備事業に伴い、米国人ライターが観光地巡り取材/八戸

野澤俊雄宮司(右)から説明を受け、取材を進めるニコラス・リッチさん=29日、八戸市
野澤俊雄宮司(右)から説明を受け、取材を進めるニコラス・リッチさん=29日、八戸市
観光庁が進める「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」に伴い、米国人ライターのニコラス・リッチさん(32)=神奈川県在住=が、28~31日の日程で八戸市内の観光地を巡り、取材を進めている。29日は蕪嶋神社を訪れ、歴史や自然について理解を深め.....
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 観光庁が進める「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」に伴い、米国人ライターのニコラス・リッチさん(32)=神奈川県在住=が、28~31日の日程で八戸市内の観光地を巡り、取材を進めている。29日は蕪嶋神社を訪れ、歴史や自然について理解を深めた。[br] 同事業は、外国人観光客の満足度向上に向けたプロジェクト。観光地にある既存の日本語翻訳文ではなく、外国人目線の紹介文を作成してもらい、案内板などに活用する取り組みだ。[br] 同市の種差海岸インフォメーションセンター運営協議会(会長・大平透副市長)は本年度、同事業の採択を受け、三陸復興国立公園内の多言語解説文の充実を図る計画を進めている。[br] リッチさんは、インターネット広告事業などを手掛ける「オールアバウト」(東京)の編集者。蕪嶋神社では、野澤俊雄宮司や北奥羽自然史研究所の高橋晃さん(66)から、同神社の歴史やウミネコとの関わりなどを学んだ。[br] リッチさんは「八戸の自然や文化、人とのつながりを中心に取材をして(外国人に)分かりやすい文章を作りたい」と話した。[br] 期間中は種差海岸の天然芝生地や葦毛崎展望台などを巡り、本年度中に紹介文を完成させる予定。市や同協議会では、案内板の整備に生かし、インターネットでも公開する方針だ。野澤俊雄宮司(右)から説明を受け、取材を進めるニコラス・リッチさん=29日、八戸市