菜の花トラストが菜種収穫 

刈り取ったアブラナを棒でたたいて、さやから種を落とす参加者
刈り取ったアブラナを棒でたたいて、さやから種を落とす参加者
むつ市のNPO法人「菜の花トラスト」(宮茂理事長)は18日、横浜町大豆田地区のアブラナ畑で菜種の収穫作業を実施した。会員と町内外から参加した計19人が、昔ながらの収穫や分別作業に汗を流した。 収穫作業は今年で18回目。本来は昨年9月に種をま.....
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 むつ市のNPO法人「菜の花トラスト」(宮茂理事長)は18日、横浜町大豆田地区のアブラナ畑で菜種の収穫作業を実施した。会員と町内外から参加した計19人が、昔ながらの収穫や分別作業に汗を流した。[br] 収穫作業は今年で18回目。本来は昨年9月に種をまいた同法人の畑で収穫する予定だったが、連作障害で生育しなかった。このため、横浜町漁協組合長でもある二木春美さんの15アールの畑を借りて実施した。[br] 畑は9割近くを今月13日に収穫済みで、残りを昨年の種まき参加者らが担当した。[br] 1・6メートルほどに成長し、収穫期を迎えたアブラナを鎌で刈り、畑に敷いたブルーシートに運搬。踏んだり棒でたたいたりして、さやから種を落とした。さらにふるいや、風の力で不純物を取り除く道具を使い、選別した種を紙袋に詰めた。[br] 同法人によると、今年の菜種は風雨による倒伏が少なく、出来も良いという。収穫した菜種は、風味の良さで評価が高い同法人の人気商品「御なたね油」の原料となる。刈り取ったアブラナを棒でたたいて、さやから種を落とす参加者