「師との思い出残したい」稲本吉則さん(八戸)がCD初制作

自分で歌った思い出の約180曲を初めてCDにした稲本吉則さん
自分で歌った思い出の約180曲を初めてCDにした稲本吉則さん
75年以上歌に親しむ八戸市の稲本吉則さん(84)は、約180曲の自らの歌声を収めたCDを初めて制作した。稲本さんはこのほどデーリー東北新聞社を訪れ、「素直に歌うこと、生きることが大事」と語った。 幼少期から音楽に親しんできたが、歌に自信を付.....
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 75年以上歌に親しむ八戸市の稲本吉則さん(84)は、約180曲の自らの歌声を収めたCDを初めて制作した。稲本さんはこのほどデーリー東北新聞社を訪れ、「素直に歌うこと、生きることが大事」と語った。[br] 幼少期から音楽に親しんできたが、歌に自信を付けたきっかけは、52歳で出場した第1回『北上夜曲』歌唱コンクール全国大会。北上川での淡い恋心を描いた同曲を見事に歌い上げて最優秀賞を受賞した。[br] これをきっかけに作曲者の故安藤睦夫氏と親交を深め、オリジナル楽曲の提供を受けてカセットテープで販売してきた。[br] ただ、カセットテープの寿命は短い。安藤氏との思い出や、歌ってきた曲を永く保存したいと考えてCDを制作。市鷗盟大学や病院慰問コンサートでの楽曲も収録した。[br] 稲本さんは「歌と人生は似ている」という。「楽譜に忠実に歌うように、素直に生きていきたい」と語った。自分で歌った思い出の約180曲を初めてCDにした稲本吉則さん