【新型コロナ】直近1カ月の売上7割減 落ち込み業種幅広く/八戸商議所調査

八戸商工会議所は16日、会員事業所を対象に実施した新型コロナウイルスに関する影響調査結果を公表した。直近1カ月で「売り上げが減少して影響を受けた」と回答した事業所と、今後2カ月間で「売り上げが減少する見込み」と回答した事業所の割合はそれぞれ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸商工会議所は16日、会員事業所を対象に実施した新型コロナウイルスに関する影響調査結果を公表した。直近1カ月で「売り上げが減少して影響を受けた」と回答した事業所と、今後2カ月間で「売り上げが減少する見込み」と回答した事業所の割合はそれぞれ7割を超えた。飲食業や宿泊業を中心に幅広い業種で売り上げが落ち込んでおり、地域経済への影響の深刻さが浮き彫りになった。[br] 調査は6月16~7月9日に会員事業所3441社を対象に実施し、838社から回答を得た。回答率は24・3%。[br] 直近1カ月の売り上げについて、前年同期より減少したと回答したのは71・3%(570社)に上り、4月の前回調査より10ポイント以上悪化。このうち「減少幅10%未満」が7・3%(58社)、「同10~20%」は13・9%(111社)、「同20%以上」が50・2%(401社)となり、活動自粛による需要減少が大きな理由として挙げられた。[br] 今後2カ月間で売り上げが減少すると予想したのは73・0%(568社)。飲食業や宿泊業、小売業を中心に20%以上落ち込むと厳しい見方が目立った。[br] 行政に望む支援策を複数回答で尋ねたところ、「補助金・助成金の拡大」が52・0%で最多。「補助金等の申請手続きの簡素化」が39・6%、「消費活動を促す施策」が28・0%などと続いた。