「ウィズコロナ」時代の観光振興の在り方探る 関係者が意見交換/二戸

コロナ禍での観光振興について意見を交わす参加者=16日、二戸市
コロナ禍での観光振興について意見を交わす参加者=16日、二戸市
二戸市は16日、市内の旅館や製造業者らによる意見交換会を同市の「チョコ南部PREMIUM本店2door」で開き、新型コロナウイルスの感染予防を図りながら日常の生活を送る「ウィズコロナ」時代の観光振興の在り方を探った。 藤原淳市長は冒頭のあい.....
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 二戸市は16日、市内の旅館や製造業者らによる意見交換会を同市の「チョコ南部PREMIUM本店2door」で開き、新型コロナウイルスの感染予防を図りながら日常の生活を送る「ウィズコロナ」時代の観光振興の在り方を探った。[br] 藤原淳市長は冒頭のあいさつでコロナ禍における観光戦略について、「まずは身近な地元、次に岩手県北、青森県南地域、北東北3県のお客さんと、小さな旅行から徐々に広げていくことが現状に合った手順ではないか」と強調した。[br] 登壇した「おぼない旅館」の若女将・大建ももこさんは「短い滞在時間でも二戸の魅力が存分に伝わるように、地元のものや旬の食材のみの料理プランを漆器で提供できるよう取り組んでいる」と説明。自粛期間は売り上げが減少したものの、料理のメニューや提供の仕方を変えるきっかけになったと明かした。[br] 漆器製造などを手掛ける「浄法寺うるしび合同会社」代表社員の三角裕美さんは、家での時間を楽しんでもらうため、箸を自作するキットを発送し、できた箸を返送してもらって漆塗り職人が漆を塗るサービスを新たに実施したことを紹介。「今後は家で漆器を使うイメージが湧くように店のサイトを充実させたい」と展望を語った。コロナ禍での観光振興について意見を交わす参加者=16日、二戸市