新たに4万人分追加 青森県の宿泊キャンペーン19日から販売開始

青森県は16日、新型コロナウイルスの影響を受ける県内の宿泊事業者を支援するため、県民対象に10日から実施している1人1泊5500円安く宿泊できるキャンペーンについて、4万泊分を追加すると発表した。1万泊分を販売した第1弾が好評だったことを受.....
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 青森県は16日、新型コロナウイルスの影響を受ける県内の宿泊事業者を支援するため、県民対象に10日から実施している1人1泊5500円安く宿泊できるキャンペーンについて、4万泊分を追加すると発表した。1万泊分を販売した第1弾が好評だったことを受け、追加を決めた。19日午前9時から販売開始し、同日から宿泊できる。[br] 県は16日、キャンペーン拡充費2億5410万円を追加する2020年度一般会計補正予算を専決処分した。財源は財政調整基金からの繰入金を充てた。[br] 第1弾は首都圏中心に感染拡大が続く中、県民の県内周遊を促し、宿泊事業者の事業継続と観光需要の回復を狙い実施。事業費1億3668万円を計上し、県内223施設を対象に1万泊を販売した。[br] このうち16日までに183施設が完売し、8500泊分が予約済みとなった。宿泊施設や県民から追加販売を望む声があった。[br] 追加分は、既に参加している施設に県が聞き取りを行い、4万泊分を各施設に配分。引き続き地域の魅力が詰まったプランを提供することを想定している。プランの一覧は、18日に県観光情報サイト「アプティネット」に公開する予定。[br] 県観光国際戦略局の秋田佳紀局長は「書き入れ時である夏の行楽シーズンを地域一丸となって乗り越え、秋以降の回復につなげたい」と説明。今月中にも宿泊施設向けの感染防止対策セミナーを開催する方針を示した。