「南部圏まちづくり推進協議会」解散 1991年設立、一定の役割終え

八戸地域の商工会議所と商工会で組織する南部圏まちづくり推進協議会(河村忠夫会長)は10日、八戸プラザホテルで総会を開き、同日で解散することを決めた。同地域で広域連携事業を推進する団体が増え、一定の役割を終えたことが理由。 同協議会は広域的な.....
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 八戸地域の商工会議所と商工会で組織する南部圏まちづくり推進協議会(河村忠夫会長)は10日、八戸プラザホテルで総会を開き、同日で解散することを決めた。同地域で広域連携事業を推進する団体が増え、一定の役割を終えたことが理由。[br] 同協議会は広域的な文化・経済圏の確立を目指して1991年に設立。物産販売や郷土芸能を発表するイベント「ナニャドヤラ廻道『ふるさとフェスタ』」や婚活バスツアー「ナニャ婚」などを実施し、地域のにぎわい創出と活性化に取り組んできた。[br] 一方、2017年に8市町村による八戸圏域連携中枢都市圏、19年には八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)「VISIT(ビジット)はちのへ」が設立されるなど行政主導による連携事業が活発化。商工会の会員が減少傾向をたどり、同協議会の主催事業への参加が減っていることなどから解散を決定した。現在、実施中の事業は八戸圏域連携中枢都市圏などへ引き継がれる。