【新型コロナ】県内では2カ月ぶりの感染者 青森市で60代男性陽性

青森市で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者について説明する小野寺晃彦市長=9日午後10時45分ごろ、同市役所
青森市で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者について説明する小野寺晃彦市長=9日午後10時45分ごろ、同市役所
青森市は9日、同市に住む60代自営業男性の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染者は青森県内28人目で、同市では4人目。県内での感染判明は5月7日以来、約2カ月ぶり。男性は7月3~5日に関東方面への滞在歴があった。9日は東京都で.....
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 青森市は9日、同市に住む60代自営業男性の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染者は青森県内28人目で、同市では4人目。県内での感染判明は5月7日以来、約2カ月ぶり。男性は7月3~5日に関東方面への滞在歴があった。9日は東京都で1日当たり過去最多となる224人の感染者が確認されたことを受け、小野寺晃彦市長は「関東方面への移動について、とりわけ慎重な判断をお願いしたい」と市民に呼び掛けた。[br] 市によると、男性は3~5日に関東方面に滞在。6日以降の行動歴ははっきりしていない。8日に微熱の症状があり、9日は喉に違和感があったため、夕方になり市内の医療機関を受診。同医療機関で抗原検査を受けた結果、陽性が判明した。[br] 男性は微熱と喉の違和感が続いているが、軽症とみられる。現在は自宅待機中で、市内の感染症指定医療機関の受け入れ態勢が整えば、10日に入院する予定。[br] 市は9日午後10時半に危機対策本部会議を開催。小野寺市長は感染拡大防止に向け、積極的疫学調査と、濃厚接触者の洗い出しを指示した。[br] その後の記者会見で、小野寺市長は男性の濃厚接触者や家族の有無、詳細な行動歴などについては確認中―と説明。判明次第、速やかにできる限りの情報を開示する考えを示した。青森市で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者について説明する小野寺晃彦市長=9日午後10時45分ごろ、同市役所