久慈地域の発熱外来、7月中に設置

久慈市の遠藤譲一市長は6日、新型コロナウイルスの感染が疑われる人を診察する発熱外来「地域外来・検査センター」を今月中に開設すると明らかにした。久慈地域4市町村の中学生以上が対象で、週1日の完全予約制。車に乗ったまま問診・検体採取する「ドライ.....
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 久慈市の遠藤譲一市長は6日、新型コロナウイルスの感染が疑われる人を診察する発熱外来「地域外来・検査センター」を今月中に開設すると明らかにした。久慈地域4市町村の中学生以上が対象で、週1日の完全予約制。車に乗ったまま問診・検体採取する「ドライブスルー方式」となる。[br] 開設場所は非公表。PCR検査が必要とかかりつけ医が判断した場合のみ、発熱外来を予約する。緊急性が高いとされた場合は、従来通り帰国者・接触者相談センター(盛岡市保健所)での検査となる。[br] 当面は毎週木曜午後2時~同3時半に開設し、1日最大5人の検体を採取。検体は首都圏の民間検査機関に送り、3日程度で結果が判明する。今後、開設日を増やす可能性もある。[br] 設置主催の久慈市が久慈医師会(千田修会長)に業務を委託。看護師や事務員は市町村から派遣する。市は10日の市議会臨時会議に関連経費1050万円を計上した20年度一般会計補正予算案を提案する。[br] 岩手県は、県内九つの2次医療圏に発熱外来を設置する方針を示している。