梶山経産相、再処理工場を視察

使用済み核燃料再処理工場の安全対策について説明を受ける梶山弘志経済産業相(右から2人目)=1日、六ケ所村
使用済み核燃料再処理工場の安全対策について説明を受ける梶山弘志経済産業相(右から2人目)=1日、六ケ所村
梶山弘志経済産業相は1日、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)など核燃料サイクル施設を視察した。日本原燃の社員に対する訓示では「サイクルの中核を担う一員と認識した上で、技術の向上維持、安全性の向上に取り組んでほしい」と求めた。 梶山氏は電気.....
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梶山弘志経済産業相は1日、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)など核燃料サイクル施設を視察した。日本原燃の社員に対する訓示では「サイクルの中核を担う一員と認識した上で、技術の向上維持、安全性の向上に取り組んでほしい」と求めた。[br] 梶山氏は電気事業連合会会長を務める原燃の池辺和弘会長=九州電力社長=と、増田尚宏社長と共に再処理工場の安全対策工事の様子を確認。ウラン濃縮工場や高レベル放射性廃棄物貯蔵管理施設も見て回った。[br] 視察終了後、原燃の幹部ら社員約100人に向け訓示。「政府としてサイクルを堅持していくためにも、再処理工場やMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料加工工場の竣工(しゅんこう)は極めて重要だ」と強調した。[br] この日は、使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)と東北電力東通原発(東通村)にも立ち寄った。原発を視察する前には、東北電の増子次郎副社長と、隣接するサイトを持つ東京電力ホールディングスの小早川智明社長と非公開で会談。原発の安全対策について説明を受けた。[br] 梶山氏は青森県に原子力施設が数多く立地するほか、再処理工場が原子力規制委員会の審査に合格間近であるため、6月30日から来県していた。使用済み核燃料再処理工場の安全対策について説明を受ける梶山弘志経済産業相(右から2人目)=1日、六ケ所村