【新型コロナ】青森県が中小企業の経済影響 85%の企業で売上減/「2割以上減」とした企業割合増

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県は26日、中小企業を対象にした経済的な影響に関する調査結果を明らかにした。11~22日に実施し、378社が回答。直近1カ月の売上高が前年同期比で「減少した」とした企業は85・2%の322社に上った。.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県は26日、中小企業を対象にした経済的な影響に関する調査結果を明らかにした。11~22日に実施し、378社が回答。直近1カ月の売上高が前年同期比で「減少した」とした企業は85・2%の322社に上った。「20%以上の減少」としたのは66・7%の252社で、前回調査(4月6~15日)に比べ27・6ポイント増加。中小企業の経営は日を追うごとに切迫感を増している。[br] 同日の県議会商工労働観光エネルギー常任委員会で県が説明した。[br] 調査は商工団体を通じて実施。2、3、4月に続いて、今回で4回目となる。[br] 業種別に見ると、飲食業(69社)と宿泊業(21社)で全社が「減少している」と回答。うち「50%減少」としたのは、飲食業の53・6%に当たる37社、宿泊業の85・7%の18社で、前回よりも大幅に増加した。 製造業や卸売業、小売業、運輸業、サービス業などでは、半数以上の企業が「20%以上の減少」と答えるなど、影響はさまざまな業種に及んでいる。