新組合長に畠山氏 10期連続黒字確保/十和田おいらせ農協総代会

十和田おいらせ農協は26日、十和田市の本店で総代会を開き、任期満了に伴う役員改選で理事21人と監事5人を選出した。総代会後の理事会で、新組合長に畠山一男氏(64)=同市=を選んだ。任期は3年間。 畠山氏は県立三本木農業高を卒業後、旧十和田市.....
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 十和田おいらせ農協は26日、十和田市の本店で総代会を開き、任期満了に伴う役員改選で理事21人と監事5人を選出した。総代会後の理事会で、新組合長に畠山一男氏(64)=同市=を選んだ。任期は3年間。[br] 畠山氏は県立三本木農業高を卒業後、旧十和田市農協に採用され、参事などを歴任。2016年からグループの葬儀会社「協同サービス」の常務取締役を務めた。畠山氏は取材に、「黒字決算を継続することが新体制の使命。秋にはファーマーズマーケット『かだぁ~れ』が開設する。リピーターを増やす運営を目指す」と抱負を述べた。[br] 新たな専務理事に斗澤康広氏(62)=同市=、常務理事に小向豊氏(59)=おいらせ町=と高谷邦氏(60)=同市=がそれぞれ就任した。組合長を11年から3期9年務めた竹ケ原幸光氏(71)=同市=は70歳定年制に伴い、勇退した。[br] 総代会では、19年度事業報告や20年度事業計画など議案9件を原案通り承認した。19年度決算は剰余金2億6352万円を計上。当初計画を約8千万円上回り、10年の合併から10期連続で黒字を確保した。[br] 販売事業は前年度比9・4%減の165億3011万円。野菜が春先からの価格低迷の影響で、前年度の約8割の71億9085万円にとどまった。一方、コメは43億6510万円、畜産は49億7416万円で、共に計画を達成した。