20年度3月期、2期連続の赤字 八戸魚市場

八戸魚市場(川村嘉朗社長)は25日、八戸市内で株主総会を開き、2020年度3月期の決算を承認した。売上高は6億2944万円で前期比14・5%減。純損失は2億4448万円で、2期連続の赤字となった。主力のスルメイカやサバなどの水揚げ不振に加え.....
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 八戸魚市場(川村嘉朗社長)は25日、八戸市内で株主総会を開き、2020年度3月期の決算を承認した。売上高は6億2944万円で前期比14・5%減。純損失は2億4448万円で、2期連続の赤字となった。主力のスルメイカやサバなどの水揚げ不振に加え、製氷販売の落ち込みも響いた。[br] 市場卸売部門の取り扱いは数量5万2120トン(38%減)、金額99億5600万円(14%減)。アカイカの春夏漁が順調に伸びた半面、スルメイカやサバ、イワシは振るわなかった。[br] 製氷冷凍冷蔵部門は2億3026万円の損失。製氷販売が不漁のあおりを受け2億2008万円(21%減)と低迷した。冷凍冷蔵保管の収入は9445万円とほぼ前年並み。一昨年に建設した製氷工場の減価償却費は2億1522万円を計上した。[br] 任期満了に伴う役員改選では、取締役を9人から8人に1人削減。町田健司氏が退任し、福島哲男会長や川村社長らは再任した。