古民家活用で地域活性化 「ふるさとの家」でバザー/五戸・倉石

ふるさとの家で開催されたバザー
ふるさとの家で開催されたバザー
江戸後期の農家住宅を復元した五戸町倉石地区の「ふるさとの家」(旧大久保家住宅)を活用し、地域を盛り上げる取り組みが進んでいる。21日には、町内外の有志でつくる「ふるさとの家保存会」がバザーを開き、会員や地域住民らが楽しいひとときを過ごした。.....
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 江戸後期の農家住宅を復元した五戸町倉石地区の「ふるさとの家」(旧大久保家住宅)を活用し、地域を盛り上げる取り組みが進んでいる。21日には、町内外の有志でつくる「ふるさとの家保存会」がバザーを開き、会員や地域住民らが楽しいひとときを過ごした。[br] 旧大久保家住宅は、1820年ごろに同町倉石中市に建てられた農家の家を再現。貴重な文化財を有効に活用しようと、今年1月に保存会が発足したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、活動の制限を余儀なくされていた。[br] この日のバザーには、町内外に住む人から、会に対して寄付された食器や衣類などが並んだ。希望する来場者には無料で配布したが、善意で寄せられた収益金は、建物の維持・管理費に充てる予定だ。[br] 今後は、毎月第3日曜の午後1時半からバザーを開催するほか、毎週土曜の午後0時半から同4時半まで施設を開放する。[br] 保存会の佐藤美穂子会長は取材に「活動を始めることができてうれしい。今後は出店を増やしていきたい」と話した。ふるさとの家で開催されたバザー