「ジュノハート」適期収穫を 青森県、県南3会場で研修会

参加者がカラーチャートを使った収穫適期の判別方法を学んだ研修会=24日、五戸町
参加者がカラーチャートを使った収穫適期の判別方法を学んだ研修会=24日、五戸町
青森県などは24日、7月に全国デビューするサクランボの県独自品種「ジュノハート」の目ぞろい研修会を、五戸町と南部町の計3会場で開き、生産者に適期収穫を呼び掛けた。4月の低温や開花期の高温による作柄への影響はそれほど大きくなく、生育は順調。収.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県などは24日、7月に全国デビューするサクランボの県独自品種「ジュノハート」の目ぞろい研修会を、五戸町と南部町の計3会場で開き、生産者に適期収穫を呼び掛けた。4月の低温や開花期の高温による作柄への影響はそれほど大きくなく、生育は順調。収穫始めの目安は、昨年より2日ほど遅く、早いところで27日以降になるとの見解を示した。[br] 3会場で約50人の生産者や流通関係者が参加した。五戸町の県産業技術センターりんご研究所県南果樹部の会場では、職員がジュノハート専用のカラーチャートを使った収穫適期の判定方法を解説した。[br] 糖度18以上の収穫を目標に、満開日から55日後ごろを収穫始め、60日後ごろを最盛期としており、収穫始めは色の深い「指数5」以上、最盛期にはやや明るい「4」を摘み取り、食味も確認するよう訴えた。[br] 出荷規格は、ハート型をした3Lサイズ(直径28~31ミリ)以上の「特秀・秀・優」に限定。最高級品の「青森ハートビート」は県内プレデビューの昨年、秀品以上の4Lサイズ(31~34ミリ)に限っていたが、5Lサイズ(34ミリ~)も加えることにした。参加者がカラーチャートを使った収穫適期の判別方法を学んだ研修会=24日、五戸町