院内感染防止、医師・看護師の人材確保を 県医療労働組合連合会、県に要請

奈須下淳次長(左)に要請書を手渡す山本陽子執行委員長=24日、青森県庁
奈須下淳次長(左)に要請書を手渡す山本陽子執行委員長=24日、青森県庁
青森県医療労働組合連合会(山本陽子執行委員長)は24日、県に対し、新型コロナウイルス感染症から医療、介護現場を守るため、院内感染の防止や人材確保などを要請した。 連合会は5月、県内86医療機関を対象に、新型コロナに関する調査を実施。回答した.....
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 青森県医療労働組合連合会(山本陽子執行委員長)は24日、県に対し、新型コロナウイルス感染症から医療、介護現場を守るため、院内感染の防止や人材確保などを要請した。[br] 連合会は5月、県内86医療機関を対象に、新型コロナに関する調査を実施。回答した22医療機関からは「感染症対応で看護師が専従となり、人手が不足している」「検査に必要な物資は十分ではない」などの声が上がった。[br] 調査結果を踏まえて作成した要請内容は、▽院内感染防止のため、検査と治療、隔離を迅速に行う体制づくり▽医師や看護師などの人材確保▽医療、介護関係者に対する誹謗ひぼう中傷の防止やメンタルヘルスの対策強化―など10項目を盛り込んだ。[br] 同日、県庁を訪れ、奈須下淳次長に要請書を手渡した山本執行委員長は取材に対し、「医療関係者への支援は行き届いてないと感じる」と語った。 奈須下淳次長(左)に要請書を手渡す山本陽子執行委員長=24日、青森県庁