八戸で16日に突風被害/青森地方気象台が調査

倒壊した物置小屋の跡=17日、八戸市石手洗
倒壊した物置小屋の跡=17日、八戸市石手洗
16日午後3時半ごろ、八戸市石手洗梨子木平の住宅で敷地内の物置小屋が倒壊するなど、同地区周辺で突風とみられる被害が相次いだ。青森地方気象台は17日、気象庁機動調査班を現地に派遣。突風が発生したと断定したが、竜巻やダウンバーストといった突風を.....
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 16日午後3時半ごろ、八戸市石手洗梨子木平の住宅で敷地内の物置小屋が倒壊するなど、同地区周辺で突風とみられる被害が相次いだ。青森地方気象台は17日、気象庁機動調査班を現地に派遣。突風が発生したと断定したが、竜巻やダウンバーストといった突風をもたらした現象の特定には至らなかった。[br] 同気象台の職員6人が石手洗、中居林、田面木地区で、トタン屋根が飛ばされた住宅などを調べた。いずれも被害は局所的で竜巻が通った痕跡などは確認されなかった。[br] 同気象台によると16日は青森県の上空5500メートル付近に氷点下16度以下の強い寒気が入り込んだ上、地上付近には暖かく湿った南風が入り、大気の状態が不安定だった。同日午後3~4時にかけては、同市上空を発達した積乱雲が通過し、突風が発生しやすい気象状況だったという。倒壊した物置小屋の跡=17日、八戸市石手洗