高レベル貯蔵施設の補正書「7月初旬」提出との見通し示す/日本原燃

日本原燃は16日に開かれた原子力規制委員会の審査会合で、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理施設(六ケ所村)の補正申請書を7月初旬に提出するとの見通しを示した。 補正書は、規制委に指摘された事項を網羅した内容。審査は大詰めを迎えていて、今回の補正書.....
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 日本原燃は16日に開かれた原子力規制委員会の審査会合で、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理施設(六ケ所村)の補正申請書を7月初旬に提出するとの見通しを示した。[br] 補正書は、規制委に指摘された事項を網羅した内容。審査は大詰めを迎えていて、今回の補正書に指摘事項がなければ、事務方の原子力規制庁が審査書案の取りまとめに入る。[br] 同施設は、海外から返還された廃棄物(ガラス固化体)を一時的に保管している。操業には新規制基準への適合が必要で、原燃は現在、受け入れを停止中。11月に安全対策工事を終える目標を掲げているが、対策工事の本格着手に必要な認可(設工認)の審査もあり、目標の実現は厳しい。[br] 原燃は完工目標が厳しい状況について「現時点で目標に変わりはなく、効率的に作業を進める」としている。