電解水使った農法に理解深める 大地創生研究会、五戸で研修会

電解水の散布の様子を視察する会員ら=13日、五戸町
電解水の散布の様子を視察する会員ら=13日、五戸町
青森県内の農業関係者でつくる「大地創生研究会」(野村敏男会長)が、電解水を使用した無農薬栽培に取り組んでいる。13日は、五戸町浅水の農地で研修会を実施し、会員らが新たな農法に理解を深めた。 同会は、農薬を使用しない高品質・高付加価値の農法を.....
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 青森県内の農業関係者でつくる「大地創生研究会」(野村敏男会長)が、電解水を使用した無農薬栽培に取り組んでいる。13日は、五戸町浅水の農地で研修会を実施し、会員らが新たな農法に理解を深めた。[br] 同会は、農薬を使用しない高品質・高付加価値の農法を確立しようと、今年3月に発足。現在は13人が所属するほか、元茨城大農学部准教授の原弘道さん(同町出身)らを顧問に迎え、同町や十和田市、八戸市南郷などで電解水を使った栽培方法の研究を行う。[br] この日は、会員らが「青森ジャパンファーム」(五戸町)が所有する、リンゴとニンニクのほ場を視察。担当者が、土壌改良や生育促進、コスト削減などに有効とされる電解水を使用した農法を紹介した。[br] 同会は、今後も現地研修会などを開催し、技術の体系化や普及を目指す考え。野村会長は「昨年、中国の試験農場で素晴らしい結果が出た。五戸のリンゴ畑でも生育が順調で、安全で高品質な農法を全国に広めていきたい」と意気込みを語った。電解水の散布の様子を視察する会員ら=13日、五戸町