山菜採り遭難相次ぐ 6月に入り4人死亡/青森県内

山菜採りシーズンを迎えている青森県内で、入山者の遭難が相次いでいる。6月に入り、発生件数は増加傾向で既に4人が犠牲となった。今後も温暖な天候が続き、入山者の増加が予想され、県警は「事前に行動予定を伝えるほか、単独での入山は控えてほしい」と注.....
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 山菜採りシーズンを迎えている青森県内で、入山者の遭難が相次いでいる。6月に入り、発生件数は増加傾向で既に4人が犠牲となった。今後も温暖な天候が続き、入山者の増加が予想され、県警は「事前に行動予定を伝えるほか、単独での入山は控えてほしい」と注意を促している。[br] 県警によると、今年の遭難発生件数は11日現在で計23件。うち5月が10件、6月が12件と増加傾向となっている。[br] 6月に入って死亡した4人の遭難場所は、青森市が2件、黒石市と平川市が各1件。県南地方の在住者では、十和田市の70代女性とおいらせ町の60代女性が犠牲となった。[br] 山菜採りの入山者は、家族に行き先や、出発、帰宅時間を告げずに出掛ける人も多く、捜索が困難になるケースがある。[br] 県警地域課の担当者は「万が一、山の中で迷って日没を迎えた場合、滑落の恐れがあるのでなるべく動き回らないでもらいたい」と呼び掛けている。