県産花卉(かき)を関係先へ贈呈 花を贈る習慣定着へ/JAグループ青森

JAグループのJA共済連青森からきざん三沢に贈られた花=4日、三沢市
JAグループのJA共済連青森からきざん三沢に贈られた花=4日、三沢市
JAグループ青森は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んでいる青森県産花卉(かき)の消費拡大を推進しようと、県内の宿泊施設や飲食店など取引先の111カ所にフラワーアレンジメントを贈る運動を展開している。同グループは「取り組みを知って.....
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 JAグループ青森は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んでいる青森県産花卉(かき)の消費拡大を推進しようと、県内の宿泊施設や飲食店など取引先の111カ所にフラワーアレンジメントを贈る運動を展開している。同グループは「取り組みを知ってもらい、花を購入するきっかけにつながれば」と期待を込める。[br] この運動は、売り上げが落ち込む県産花卉のPRと、外出自粛で休業などを余儀なくされた観光、飲食分野の関係業者に色鮮やかな花を贈ることで元気付けるのが狙い。JAグループ側が購入し、無償で贈呈。7月1日までの期間で実施している。[br] 三沢市のきざん三沢には今月1日に届いた。アルストロメリアやヒマワリなど旬の花々に、大きな文字で「がんばろう」と書かれたメッセージが添えられている。[br] 蛯沢保行支配人は「立派な花をいただき、大変ありがたい」と感謝。まだ大半の職員が自宅待機中の状況で、「今は見る機会はないが、花やメッセージを見て元気を出してもらえれば」と語った。[br] 花卉の販売状況は厳しく、全農県本部によると、県内農協が全国市場に出荷した5月分の花卉の売り上げは前年同月比で約3割ダウン。今年は結婚式の相次ぐ中止と延期で、ブライダル需要が望まれていた6月の売り上げも大幅に下がる見込み。JAグループのJA共済連青森からきざん三沢に贈られた花=4日、三沢市