「親子なのになぜ」地域住民の思い複雑/青森市油川女性殺害事件

捜査が続いている殺害現場の住宅=3日、青森市油川
捜査が続いている殺害現場の住宅=3日、青森市油川
青森市油川の無職女性が自宅で殺害された事件は、同居する長男が逮捕される急展開を迎えた。3日、現場周辺では付近住民が容疑者逮捕に安堵(あんど)の表情を浮かべる一方で、「親子なのになぜ」「理解できない」などと事件の残忍さに複雑な心境を吐露した。.....
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青森市油川の無職女性が自宅で殺害された事件は、同居する長男が逮捕される急展開を迎えた。3日、現場周辺では付近住民が容疑者逮捕に安堵(あんど)の表情を浮かべる一方で、「親子なのになぜ」「理解できない」などと事件の残忍さに複雑な心境を吐露した。[br] 県警や付近住民によると、事件現場となった自宅で容疑者は祖父と2人暮らしだったが、今年3月に祖父が亡くなり、転居してきた父も5月中旬に病死した。その後、弘前市から移り住んできた女性と同居していた。 事件発覚が発覚した5月31日から3日間、地元住民らは不安な生活を送っていた。[br] 現場から北西に約300メートル離れた市立油川小の加藤知明校長(58)は「事件現場が学校から近く、保護者や児童は非常に心配だったはず。今は安心している」とほっとした様子。[br] 一方、近くの50代主婦は「自分にも子どもがいる。なぜ容疑者がこんな事件を起こしたのか訳が分からない。殺し方も残酷でひどすぎる」と眉をひそめた。捜査が続いている殺害現場の住宅=3日、青森市油川