「おいしいコメ実って」バケツ稲作り/六戸小児童

大人から指導を受けながらバケツ稲作りに励む児童(右)
大人から指導を受けながらバケツ稲作りに励む児童(右)
六戸町立六戸小(山内亮悦校長)の5年生40人が26日、バケツで稲苗を育てる「バケツ稲作り」の体験学習に挑んだ。児童は農家から指導を受けながら作業し、収穫の秋への想像を膨らませた。 同校では毎年、5年生の総合学習の一環としてバケツ稲作りを行っ.....
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 六戸町立六戸小(山内亮悦校長)の5年生40人が26日、バケツで稲苗を育てる「バケツ稲作り」の体験学習に挑んだ。児童は農家から指導を受けながら作業し、収穫の秋への想像を膨らませた。[br] 同校では毎年、5年生の総合学習の一環としてバケツ稲作りを行っている。おいらせ農協と同年部六戸地区が協力して、「まっしぐら」の稲苗と土、肥料を学校に無償提供した。[br] この日は、5年生40人とおいらせ農協の青年部員9人と職員4人が参加した。青年部員らは「水加減に気を付けて」「苗を深く植え過ぎないように」とアドバイス。児童は土と肥料、水を入れたバケツを素手でかき混ぜ、泥の感触を確かめながら苗を植えた。[br] 元気いっぱいに作業した鳥越晴南くん(10)は、「簡単だと思っていたお米作りが、本当は難しいものだと分かった。大事に育てて、自分の作ったお米を食べたい」と笑顔を見せた。[br] 青年部の清水実部長は、「子どもたち自身が育てたお米を食べれば、良い食育につながる。将来、農業に興味を持つきっかけになってくれれば」と話した。[br] 昨年の体験学習ではスズメによる被害にあった。このためおいらせ農協は対策用のネットを用意し、バケツ稲作りを継続支援する。大人から指導を受けながらバケツ稲作りに励む児童(右)