9月入学制「相当困難」岩手・佐藤教育長

政府が導入可否を検討している「9月入学制」をめぐり、岩手県教委の佐藤博教育長は26日の定例会見で「相当困難なものだと感じている」と述べ、慎重な議論を求めた。 導入した場合は社会の仕組みや年間日程が大幅に変わり、膨大な見直し作業や多額の財政支.....
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 政府が導入可否を検討している「9月入学制」をめぐり、岩手県教委の佐藤博教育長は26日の定例会見で「相当困難なものだと感じている」と述べ、慎重な議論を求めた。[br] 導入した場合は社会の仕組みや年間日程が大幅に変わり、膨大な見直し作業や多額の財政支出が伴う―とし、「社会に及ぼす影響が大きく、さまざまな観点から議論が必要だ」と強調。[br] 国の動向を注視していく考えを示した上で、学校現場が感染防止対策に苦労している点を挙げ、「まずは防止対策に集中してほしい」と注文を付けた。