労働安全衛生法違反の疑いで八戸通運を書類送検/八戸労働基準監督署

2018年12月に八戸市河原木の三菱製紙八戸工場で発生した作業死亡事故で、八戸労働基準監督署は14日、労働安全衛生法違反の疑いで、同工場で紙の製造を請け負っていた八戸通運(八戸市)と、当時の男性現場責任者を書類送検した。 書類送検容疑は、同.....
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 2018年12月に八戸市河原木の三菱製紙八戸工場で発生した作業死亡事故で、八戸労働基準監督署は14日、労働安全衛生法違反の疑いで、同工場で紙の製造を請け負っていた八戸通運(八戸市)と、当時の男性現場責任者を書類送検した。[br] 書類送検容疑は、同年12月12日、工場内で機械の調整作業を行っていた男性作業員=当時(26)=に危険が及ぶ恐れがあったにもかかわらず、機械の運転を停止する危険防止措置を講じなかった疑い。男性は大型機械のローラー部分と鉄製の吸水棒の間に胸部などを挟まれ死亡した。[br] 同署によると、死亡した男性は八戸通運社員で、当時は1人で不具合があった抄紙機の調整作業をしていたという。