奥入瀬渓流歩道の処理木など358本 青森県が安全点検

奥入瀬渓流の歩道の樹木を点検する関係者=7日、十和田市
奥入瀬渓流の歩道の樹木を点検する関係者=7日、十和田市
青森県が奥入瀬渓流の歩道で実施する樹木の安全点検が11日、終了した。調査の結果、焼山―子ノ口の約14キロの区間で、伐採などの処理や今後の監視が必要な樹木358本(速報値)を確認した。 調査は毎年、県など関係6団体が合同で実施しているが、本年.....
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 青森県が奥入瀬渓流の歩道で実施する樹木の安全点検が11日、終了した。調査の結果、焼山―子ノ口の約14キロの区間で、伐採などの処理や今後の監視が必要な樹木358本(速報値)を確認した。[br] 調査は毎年、県など関係6団体が合同で実施しているが、本年度は新型コロナウイルス感染予防の観点から、県と維持管理業者のみで行った。[br] 点検は7日にスタート。県樹木医会の斎藤嘉次雄事務局長が同行し、落下などで歩道の安全に影響を及ぼす可能性がある木や枝などを目視した。[br] 県観光企画課がまとめた7、8、11日の3日間の調査の速報値は、枝伐採の対象木が251本(枝本数321本)、掛かり枝処理の対象木が64本、枯死などによる立木伐採が25本、監視木が18本だった。[br] 同課によると、処理木と監視木は昨年度に比べて90本増加したが、全体の本数は例年並みだという。[br] 県は今後、結果を国などに申請し、認可を得た後、夏以降に処理作業を行う。奥入瀬渓流の歩道の樹木を点検する関係者=7日、十和田市