不織布マスク2万枚寄贈 八戸

小林眞八戸市長(左)へマスクを手渡す鴨沢諭社長
小林眞八戸市長(左)へマスクを手渡す鴨沢諭社長
八戸市の鴨沢塗料(鴨澤諭社長)は4月30日、八戸市に不織布マスク2万枚を寄贈した。市側は、1万2千枚を高齢者施設へ、8千枚を教育・保育施設へ順次配布する予定。鴨沢社長は、「長年支えてくれた地域への恩返し。感染拡大防止に日々奮闘する方々に対し.....
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 八戸市の鴨沢塗料(鴨澤諭社長)は4月30日、八戸市に不織布マスク2万枚を寄贈した。市側は、1万2千枚を高齢者施設へ、8千枚を教育・保育施設へ順次配布する予定。鴨沢社長は、「長年支えてくれた地域への恩返し。感染拡大防止に日々奮闘する方々に対して、企業からの支援の輪が広がるきっかけになれば」と笑顔で話している。[br] 同社は今年、創業70周年を迎えた。これまで八戸三社大祭の山車組に塗料などを納品していた経緯から、山車組全27組に協賛する記念事業を計画していたが、新型ウイルスの影響で山車運行が中止に。[br] 一方、全国的にマスク不足が問題になる中、同社は取引先企業の協力を得てまとまった数量のマスクを確保していた。このため記念事業として、自社の必要分以外のマスクを、市内の高齢者や子どもへの感染拡大防止に役立ててもらおうと、寄贈を決めた。[br] 市長室で鴨沢社長からマスクを受け取った小林眞市長は、「介護や学童といった、特にマスクを必要とする現場への寄付は本当にありがたい。三社大祭ができるようになったら、鴨沢塗料の華やかな色彩も楽しみにしたい」と語り、後日感謝状を贈ることを伝えた。小林眞八戸市長(左)へマスクを手渡す鴨沢諭社長