【新型コロナ】岩手県の休業要請、対象のスナック「分かりにくい」 臨時会議で指摘相次ぐ/久慈市議会

うちのスナックは休業要請の対象に入る? 新型コロナウイルス特別措置法に基づく岩手県の休業要請を巡り、30日の久慈市議会臨時会議で、接待を伴う店舗に限るとしたスナックの対象範囲が分かりにくい―との指摘が議員から相次いだ。県は風営法に基づき営業.....
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 うちのスナックは休業要請の対象に入る?[br] 新型コロナウイルス特別措置法に基づく岩手県の休業要請を巡り、30日の久慈市議会臨時会議で、接待を伴う店舗に限るとしたスナックの対象範囲が分かりにくい―との指摘が議員から相次いだ。県は風営法に基づき営業する店のみを対象としているが、現場に浸透しておらず、混乱が広がっている。[br] 県が協力金10万円を支払う休業要請の対象としたのは、風俗営業の許可を得た接待飲食店で、従業員が客の隣など特定の席について接待する店などが該当する。一方、カウンター越しに接客する深夜酒類提供飲食店として届け出ているスナックやバーは対象外となる。  市内ではカウンター越しの形態が中心で、200店近くある飲食店のうち休業要請に該当するのは10店舗しかない。  しかし、市内では対象と思い込み、県の要請があった翌日から休業した店も。議員からは「対象になるのかどうか分からず、困っている店主が多い。スナックであれば全て対象とするよう、市からも県に要望すべきだ」との声が挙がった。  県は当初、休業要請の対象を風営法には触れず「接待を伴うスナック」とだけ発表。その後、問い合わせが相次いだため、現在はホームページなどで風営法に関する説明も加えて対象店舗の周知を図っている。  同市川崎町でスナックを経営する70代女性は「自分の店も休業要請の対象だと思い込んでいた。もう少し細かく説明してほしかった」と不満げだった。