【新型コロナ】路線バス3分の1を減便へ/十和田観光電鉄

28日から減便する十和田観光電鉄の路線バス=24日、十和田市
28日から減便する十和田観光電鉄の路線バス=24日、十和田市
十和田観光電鉄(十和田市、佐藤行洋代表)は24日、市内外で運行する路線バスについて、28日から当面の間、3分の1ほどを減便すると発表した。新型コロナウイルスの影響による休校などで、利用者が減少したことが主な原因。  路線バスは同市内の他、三.....
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 十和田観光電鉄(十和田市、佐藤行洋代表)は24日、市内外で運行する路線バスについて、28日から当面の間、3分の1ほどを減便すると発表した。新型コロナウイルスの影響による休校などで、利用者が減少したことが主な原因。  路線バスは同市内の他、三沢、八戸、青森、七戸、野辺地などを運行。同社によると、高校生と高齢者の利用者が多く、特に学生は8割に上る。  減便対象は平日の全路線で、一日当たり平均約120本。減便後は土日のダイヤに近い運行だが、朝夕の通勤や通院に対応するよう考慮した。  同社は17日に全社員を対象とした一時帰休の実施を発表した際、路線バスはこれまで通り運行するとしていたが、県立学校が20日から一斉休校したため、方針を転換した。  県立学校が再開した後も、すぐに全便を再開することは難しいという。担当者は「利用者に支障はあるだろうが、理解と協力をお願いしたい」と話した。減便後のダイヤについては、最寄りの営業所や、同社ホームページで確認するよう呼び掛けている。  十和田市が同社に運行を委託している市街地循環バスについては、ダイヤの変更はない。28日から減便する十和田観光電鉄の路線バス=24日、十和田市