むつ市が防護服着脱訓練 コロナ感染者確認に備え消毒手順も

防護服の着脱方法を確認した訓練
防護服の着脱方法を確認した訓練
むつ市は16日、市役所本庁舎で新型コロナウイルス感染者が確認された事態に備えて、職員を対象とした庁舎消毒手順の説明会と、消毒作業時に着る防護服の着脱訓練を実施した。 本庁舎は元ショッピングセンターで、仕切り壁が少ないワンフロア構成。来庁者や.....
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 むつ市は16日、市役所本庁舎で新型コロナウイルス感染者が確認された事態に備えて、職員を対象とした庁舎消毒手順の説明会と、消毒作業時に着る防護服の着脱訓練を実施した。[br] 本庁舎は元ショッピングセンターで、仕切り壁が少ないワンフロア構成。来庁者や職員に感染が確認された場合、市は庁舎ごと閉鎖し、職員が消毒に当たることを決めている。[br] 消毒作業には3日間を要する見通しで、庁舎閉鎖中は市立図書館に窓口機能を移すほか、大畑、川内、脇野沢の各分庁舎で分散して業務を行う。防護服は、医療用ガウンの入手が難しいため、市が青森県から原子力災害用に貸与されているもので代用する。[br] 本庁舎大会議室で開かれた説明会と訓練には職員約60人が参加し、半数ずつ交代しながら講習を受けた。[br] 着脱訓練では、下北地域広域行政事務組合消防本部の職員が講師を務め、隙間がないように着用し、防護服に付着したウイルスに触れずに脱ぐ方法を学んだ。[br] 防護服を初めて着た市企画調整課主任の角本孝平さん(29)は、「非常時にはウイルスに気を付けて何事も慎重にやらなければいけない」と気を引き締めていた。防護服の着脱方法を確認した訓練