【新型コロナ】むつ市、PT設置へ 感染症、経済対策など4班構成

むつ市の宮下宗一郎市長は17日、新型コロナウイルス感染症対策専門の新組織「市感染症危機突破プロジェクトチーム(PT)」を来週中に設置すると発表した。専従の職員20人が感染防止対策や国の給付金対応などに当たる。あわせて庁内から連絡調整員102.....
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 むつ市の宮下宗一郎市長は17日、新型コロナウイルス感染症対策専門の新組織「市感染症危機突破プロジェクトチーム(PT)」を来週中に設置すると発表した。専従の職員20人が感染防止対策や国の給付金対応などに当たる。あわせて庁内から連絡調整員102人を選出し、業務の円滑な遂行を目指す。[br] PTは市役所本庁舎大会議室に、新型コロナウイルス感染症対策本部と併設する形で設ける。「総務・広報」「感染症対策」「給付・助成」「経済対策」の4班構成で、健康づくり推進部の中村智郎部長がリーダー、経済部の立花一雄部長がサブリーダーをそれぞれ務める。[br] 同日開いた対策本部会議後、取材に応じた宮下市長は「レベルを何段も上げ、職員一丸となって危機を突破する体制を整える」とPT設置の狙いを語った。[br] また、一部部署で試行していた職員のテレワーク(在宅勤務)や時差出勤を、週明けから本格実施することも決定。新たに土日出勤を認めたほか、感染防止対策で閉鎖中の公共施設を活用した分散勤務も始め、政府が求める「接触者7割減」を目指す。[br] 各種手続きや相談を受け付ける部署はテレワークではなく、時差出勤などを推進。市民生活に直結しない部署や、市の内部資料作成といった作業はテレワークを推奨する。個人情報など市のオンラインシステム活用が必要な場合は土日出勤で対応してもらう方針。