【新型コロナ】岩手で診療した宇都宮の医師感染 スタッフ11人は陰性

岩手県は15日、新型コロナウイルスの感染が確認された宇都宮市の30代の男性医師が、10日に岩手県陸前高田市の済生会陸前高田診療所で診療していたと発表した。診療所の医療スタッフ11人に対してPCR検査を実施し、全員が陰性だった。当日に診療所を.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 岩手県は15日、新型コロナウイルスの感染が確認された宇都宮市の30代の男性医師が、10日に岩手県陸前高田市の済生会陸前高田診療所で診療していたと発表した。診療所の医療スタッフ11人に対してPCR検査を実施し、全員が陰性だった。当日に診療所を利用した93人については16日以降、健康観察を行う。岩手県は全国の都道府県で唯一、感染者が出ていない。[br] 県によると、男性は診療往来のため、9日に新幹線で県内の一関市に入り、同市内のホテルに宿泊。10日にホテルから医療機関のバスで診療所まで移動し、午前9時から午後4時まで診療した後、同日中に県外へ出た。[br] 移動や診療中はマスクを着用しており、診療当日に症状はなかったという。[br] 男性は宇都宮市内などの病院に勤務。3月下旬に新潟市で母親とともに葬儀に参列し、その後、母親の陽性が判明したため、男性も検査を受けた。