【新型コロナ】対応病床13床増加へ/十和田市立中央病院

新型コロナウイルスの感染者確認を受け、十和田市が開いた対策本部会議=10日
新型コロナウイルスの感染者確認を受け、十和田市が開いた対策本部会議=10日
十和田市内のグループホームの入居者が新型コロナウイルスに感染したことを受け、市は10日、市役所で感染症対策本部会議(本部長・小山田久市長)を開いた。福祉施設内での発生で今後、感染者が増加する可能性があることから、感染症指定医療機関である市立.....
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 十和田市内のグループホームの入居者が新型コロナウイルスに感染したことを受け、市は10日、市役所で感染症対策本部会議(本部長・小山田久市長)を開いた。福祉施設内での発生で今後、感染者が増加する可能性があることから、感染症指定医療機関である市立中央病院は、現在の4床態勢から、臨時的に13床に増やす考えを示した。[br] 会議には市の各部局や商工観光などの関係機関から18人が出席した。[br] 同病院は1病棟にある九つの個室を感染症の病床とし、受け入れ人数の拡充を図る。計13床のうち、6床は重症・中等症向け、残り7床は軽症向けに活用する方針。[br] また、市内の他の福祉施設に対しては、感染拡大防止に向けた留意点について、改めて文書で周知を徹底する。[br] 公共施設では、屋内体育施設や図書館、市美術館、観光物産センターなども今後、休館の措置をとる。[br] 小山田市長は、感染予防の方法などを取りまとめた文書を来週にも市内全戸に配布するとし、「市民への情報提供を徹底する」と強調した。[br] 会合後の取材には「感染者の発生は市民も驚いたと思うが、冷静になって、(密閉、密集、密接の)三つの密の防止を守ってほしい」と呼び掛けた。新型コロナウイルスの感染者確認を受け、十和田市が開いた対策本部会議=10日