サンデー2020年2月期決算・10期ぶり赤字・増収も特別損失計上で

サンデー(八戸市)は10日、2020年2月期通期(19年3月~20年2月)の決算を発表した。売上高は前期比0・9%増の493億100万円で、7期連続の増収。一方、純損益は特別損失を計上したことなどで4億6600万円の赤字となった。赤字は10.....
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 サンデー(八戸市)は10日、2020年2月期通期(19年3月~20年2月)の決算を発表した。売上高は前期比0・9%増の493億100万円で、7期連続の増収。一方、純損益は特別損失を計上したことなどで4億6600万円の赤字となった。赤字は10期ぶり。[br] 営業利益は117・4%増の3億7800万円、経常利益は75・9%増の4億500万円。店舗運営のコスト抑制や、物流の最適化を図ったことなどが営業利益を押し上げた。[br] 4~5月の10連休に合わせ、レジャー用品やガーデニング関連が好調だったほか、8月にはお盆向けの切り花やバーベキュー用品などが堅調に推移。一方、下半期は10月の消費税増税による節約ムードや暖冬の影響を受け、除雪用品などの季節商品が低調だった。[br] 純損益の赤字は、15年に吸収合併したホームセンター「ジョイ」から承継した、山形県内の8店舗に関する減損損失を特別損失に計上したため。川村社長は「将来に向け、今のうちに負の要素を処理すべきと判断した」と述べた。[br] 21年2月期通期(20年3月~21年2月)の業績予想は、新型コロナウイルスの影響で見通せないとした。