牛肉の放射性物質検査終了/青森県 原発事故以降16万頭

青森県は8日、東京電力福島第1原発事故に伴い実施していた県産牛肉の放射性物質検査を今年3月で終了したと発表した。基準値以上の放射性物資が検出されたことはなく、長期間にわたり安全性が証明されたため、2019年度末で区切りとした。 県畜産課によ.....
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 青森県は8日、東京電力福島第1原発事故に伴い実施していた県産牛肉の放射性物質検査を今年3月で終了したと発表した。基準値以上の放射性物資が検出されたことはなく、長期間にわたり安全性が証明されたため、2019年度末で区切りとした。[br] 県畜産課によると、3月に行われた全国畜産課長会議で、検査を実施する多くの自治体から終了を求める声が上がり、県も足並みをそろえた。岩手など4県は検査を継続する。[br] 青森県は11年8月から検査を毎月実施。出荷予定の県産牛を対象に計約16万頭を検査した。[br] 同課の豊澤順造課長は「県産牛肉の安全性はこれまで検査してきたデータで裏付けられている。今後も安全な牛肉を供給していくので安心して食べてほしい」と消費者に呼び掛けた。