大湊高とむつ市が協定締結 福祉向上などで連携

連携協定を締結した大湊高とむつ市の関係者
連携協定を締結した大湊高とむつ市の関係者
青森県立大湊高(下川原堅藏校長)とむつ市は3月31日、市の福祉向上や地域振興に関する連携協定を締結した。 市は2019年度から、同校の健康福祉系列福祉コースの2、3年生を対象に、高齢者福祉の出前授業を実施。20年度も同コースの新2年生10人.....
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 青森県立大湊高(下川原堅藏校長)とむつ市は3月31日、市の福祉向上や地域振興に関する連携協定を締結した。[br] 市は2019年度から、同校の健康福祉系列福祉コースの2、3年生を対象に、高齢者福祉の出前授業を実施。20年度も同コースの新2年生10人を対象に出前授業を続けるほか、新3年生6人には高齢者施設の慰問など、新たに市の介護予防事業や認知症に理解を深める事業に参加してもらう方針。人材育成や文化・観光振興、まちづくりといった分野でも連携する。[br] 市役所で行われた締結式では、下川原校長と宮下宗一郎市長が協定書にサイン。下川原校長は「生徒が地域を理解し、さまざまな知識を身に付け、むつ市を支える人材になってくれれば」とあいさつ。宮下市長は「協定が若い世代の定着、まちづくり発展につながることを期待している」と語った。[br] 同席した新3年生を代表し、村市璃音(りおん)さんは「連携事業を通して一つでも多くのことを学び、地域を支えていけるようになりたい」と抱負を述べた。連携協定を締結した大湊高とむつ市の関係者