「八戸で働こう」市促進協が誘致企業紹介するガイドブック発行 

学生や生徒の地元就職に向けて作製したガイドブック「八戸で働こう」
学生や生徒の地元就職に向けて作製したガイドブック「八戸で働こう」
八戸市企業誘致促進協議会(会長・小林眞市長)は2018、19年度の2カ年事業で、市内に事業所を置く誘致企業などを紹介する就職ガイドブック「八戸で働こう」を作製した。18年度発行の第1弾は41社、19年度の第2弾は30社を取り上げ、計71社の.....
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 八戸市企業誘致促進協議会(会長・小林眞市長)は2018、19年度の2カ年事業で、市内に事業所を置く誘致企業などを紹介する就職ガイドブック「八戸で働こう」を作製した。18年度発行の第1弾は41社、19年度の第2弾は30社を取り上げ、計71社の事業内容や特徴を発信。八戸近隣の高校、大学、専門学校などに配布するほか、UIJターン希望者にもPRする。学生・生徒らに対して、市内に立地する企業の魅力をアピールし、若年層の地元就職につなげたい考えだ。[br] ガイドブックは、むつ小川原地域・産業振興財団の助成を受けて作製。学生らが地場企業に関する知識や理解を深め、地元就職を視野に入れた職業観を養うことを目的としている。[br] 会社概要や事業内容、採用情報に加え、職場風景などの写真を掲載。若年層に仕事のやりがいが伝わりやすいよう、「先輩の声」として若手従業員によるメッセージもまとめた。[br] 企業情報のほかにも、地元の多様な産業を特集。北東北有数の工業都市・八戸で生産されている“八戸発”の製品、臨海部にある八戸飼料穀物コンビナートの機能などを紹介している。[br] 第1弾は3500部、第2弾は3千部を発行した。地元就職の促進に結び付けるため、市内外で企画する就職関連イベントなどで配布し、学生が掲載企業を見学するツアーも実施している。連動した取り組みとして、高校や大学などでガイドブックの内容を盛り込んだ講演会も開催した。[br] 同協議会事務局の八戸市産業労政課は「学生や生徒に地元の企業があまり知られておらず、八戸にはさまざまな企業が立地していることを発信したい。進学や就職で一度は市外に出たとしても、将来的に地元へ戻って働くきっかけになればいい」としている。[br] ガイドブックは八戸市庁別館5階の産業労政課の窓口で無料配布している。同協議会のホームページでも同様の内容を閲覧できる。学生や生徒の地元就職に向けて作製したガイドブック「八戸で働こう」