九戸村長選告示まで1週間 現新一騎打ちの公算

任期満了に伴う九戸村長選は、4月7日の告示まで1週間となった。3選を目指す現職の五枚橋久夫氏(73)と、新人で前村議の晴山裕康氏(65)がそれぞれ無所属での立候補を表明しており、両氏による一騎打ちの公算が大きい。投開票は同12日。 五枚橋氏.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 任期満了に伴う九戸村長選は、4月7日の告示まで1週間となった。3選を目指す現職の五枚橋久夫氏(73)と、新人で前村議の晴山裕康氏(65)がそれぞれ無所属での立候補を表明しており、両氏による一騎打ちの公算が大きい。投開票は同12日。[br] 五枚橋氏は、昨年12月の村議会一般質問で出馬を表明。▽農業を柱とした産業振興▽若者定住と子育て環境の整備▽村の将来を担う人づくり▽福祉の充実―などを公約に掲げる。村議12人中5人の支持を受ける。[br] 2月に出馬を表明した晴山氏は▽人口減少対策の推進▽岩手県立伊保内高への支援強化▽農林商工業などの産業振興▽子育て支援の充実―などを重点政策に掲げる。村議5人の支持を取り付け、支持拡大を図る。[br] 争点の一つになるとみられる小中一貫校の整備について、五枚橋氏は「出生数が年間30人を下回っている現状を踏まえ、子どもたちに望ましい教育環境を早期に整える」と強調し、推進する考え。[br] 一方、晴山氏は「小学校は住民やPTAの合意が得られたところから統合するのが望ましいが、小中一貫校の教育的効果や児童生徒に与える影響については検証が不十分だ」とし、村の計画に反対の立場で臨む。[br] 3月2日現在の選挙人名簿登録者数は4998人(男2365人、女2633人)。