【新型コロナ】八戸市教委、修了式自粛を要請

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、八戸市教委は25日、市内の小中学校に対し、26日に予定されていた修了式と離任式を自粛するよう要請した。27日から4月6日までの春休み期間中は、新年度の学校再開に向けて準備を進め、4月以降、校内で適度な運動.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、八戸市教委は25日、市内の小中学校に対し、26日に予定されていた修了式と離任式を自粛するよう要請した。27日から4月6日までの春休み期間中は、新年度の学校再開に向けて準備を進め、4月以降、校内で適度な運動が行えるよう環境を整える方針だ。[br] 修了式などの自粛要請は25日に市内の感染者が新たに4人判明したことに伴う措置。学校教育課は「感染者の行動範囲が明らかでない以上、1カ所に大人数が集まるリスクは極力回避すべきだと考えた」と説明。出校の要否については各校の判断に委ねた。[br] 保護者に対しては春休み中も、これまでの対応を続けるよう要請した。[br] 各校に対しては新年度に向け、▽換気の徹底▽一度に集まる人数の制限▽近距離での会話や大声での発生を避ける―などの順守を要請。入学式については本年度の卒業式に準じ、必要最小限の人数とするよう求めた。児童生徒や教職員に風邪の症状が見られた場合は自宅での休養を徹底し、部活動などの課外活動についても細心の注意を払うこととした。[br] また、春休み中に子どもたちの運動不足やストレスを解消するため、各校内でジョギングや縄跳びなどができる機会の確保を検討するという。[br] 青森県内ではこの他、大間町と東通村が25日までに小中学校の修了式を中止。三戸町教委は町内の小中5校について、新学期に学校を再開する方針を決めた。[br]