学んだ経営ノウハウの成果披露 青森県の「若手農業トップランナー塾」

若手農業トップランナー塾を通じて取り組んだ成果を報告する岩舘岳さん=24日、青森市
若手農業トップランナー塾を通じて取り組んだ成果を報告する岩舘岳さん=24日、青森市
青森県が主催する「若手農業トップランナー塾」の成果発表会が24日、青森市で開かれた。出席した受講生14人が1年間の塾活動を通して学んだ経営ノウハウの成果を披露した。 若手農業トップランナー塾は、意欲ある農業者を育てようと、2008年から毎年.....
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 青森県が主催する「若手農業トップランナー塾」の成果発表会が24日、青森市で開かれた。出席した受講生14人が1年間の塾活動を通して学んだ経営ノウハウの成果を披露した。[br] 若手農業トップランナー塾は、意欲ある農業者を育てようと、2008年から毎年実施。外部講師のセミナーや塾OBの園地視察などを通し、経営ノウハウを磨く。県によると、これまでに200人以上の塾生を輩出し、本年度は19人が入塾した。[br] 八戸市の果樹農家岩舘岳(がく)さんは、本年度に作成したチャレンジプランの成果として、園地内を歩き回って楽しむ「遊園」の取り組みを紹介。前年よりも園地への集客が伸び、観光事業の強化につながったことを挙げた。[br] また、塾を通じてリンゴなどを使った加工品開発の研究や、優良事例の視察に参加するなど、さまざまな勉強の機会に恵まれたことを振り返った。来年度の目標について、岩舘さんは「収量拡大と従業員の働き方改革に力を入れていきたい」と決意を示した。[br] 引き続き閉講式が行われ、成果を発表した受講生は三村申吾知事から修了証を授与された。若手農業トップランナー塾を通じて取り組んだ成果を報告する岩舘岳さん=24日、青森市