議員派遣の改善策など実施へ/青森県議会

青森県議会は12日、各会派代表者会議を開き、議会改革検討委員会が森内之保留議長に答申した議員派遣の改善策など6項目の対応を了承した。災害時の議会の行動指針策定については検討委が「新たな行動指針を策定する必要はない」としたが、新型コロナウイル.....
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 青森県議会は12日、各会派代表者会議を開き、議会改革検討委員会が森内之保留議長に答申した議員派遣の改善策など6項目の対応を了承した。災害時の議会の行動指針策定については検討委が「新たな行動指針を策定する必要はない」としたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各会派の出席者から検討の継続を望む声が上がった。[br] 議員派遣の改善策では、派遣目的や結果の記載内容を充実させるため、記載要領を整備。議会の採決対象となる提案書の提出期限を早めて検討時間を確保する。次回定例会までの期間で実施へ向けた準備を進める。[br] 災害時の行動指針については、検討委が「連絡系統を含む体制が整えられている」と報告。一方、複数の会派から「新型コロナウイルスの影響が長期化する可能性がある。議員に情報を提供する体制を整えてほしい」「議会が開会していない時期に緊急事態が発生した場合の対応を議論する必要がある」などと指摘した。[br] 検討委は今後、議員定数や選挙区の見直しなど19年度に結果が出なかった項目を継続協議する。