【震災から9年】八戸市内各地で震災写真展

震災当時の八戸市の被災状況と復興への歩みを紹介する写真・パネル展=11日、市庁
震災当時の八戸市の被災状況と復興への歩みを紹介する写真・パネル展=11日、市庁
東日本大震災の発生から9年に合わせて、八戸市内の各地で災害の記憶を伝える展示会が開かれている。 市は市庁本館1階の市民ホールで写真展と復興状況のパネル展を開催。はっちと市水産科学館マリエントでも写真展が開かれている。市庁本館は13日、はっち.....
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 東日本大震災の発生から9年に合わせて、八戸市内の各地で災害の記憶を伝える展示会が開かれている。[br] 市は市庁本館1階の市民ホールで写真展と復興状況のパネル展を開催。はっちと市水産科学館マリエントでも写真展が開かれている。市庁本館は13日、はっちは15日、マリエントは29日まで。[br] 市庁本館には、市職員や市民が撮影した、館鼻岸壁に打ち上げられた漁船など惨状を捉えた写真やパネルなど計94枚が並ぶ。[br] 同市江陽2丁目の石橋利男さん(80)は「津波が起きる前、新井田川では底が見えるほどの引き潮があった。被害の様子をあの時は見ていられなかった」と振り返る。[br] 同市湊町の久保沢喜代子さん(71)は「写真を見ていると当時のことを思い出す。若い世代も震災の様子を知って、災害に備えてほしい」と話していた。震災当時の八戸市の被災状況と復興への歩みを紹介する写真・パネル展=11日、市庁