窃盗罪で起訴された職員を懲戒免職処分/佐井村

佐井村は11日、勤務先の村役場から手提げ金庫を盗んだとして逮捕、起訴された村住民福祉課主事の内田靖崇被告(24)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は10日付。 村は当初、判決確定後に処分を決めるとしていたが、内田被告が直接面会した樋口秀視.....
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 佐井村は11日、勤務先の村役場から手提げ金庫を盗んだとして逮捕、起訴された村住民福祉課主事の内田靖崇被告(24)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は10日付。[br] 村は当初、判決確定後に処分を決めるとしていたが、内田被告が直接面会した樋口秀視村長に対して事実を認めたことを受け、10日に懲戒審査委員会を開催して処分を決めた。[br] 村によると、起訴事実となった総務課の金庫以外にも、警察に被害を届け出た住民福祉課の金庫からの切手などの窃盗、被害届は出していないが、職員同士の積立金の着服も認めた。自らの借金返済に困り犯行に及んだとみられる。被害総額は数十万円に上るが、内田被告の関係者が6日までに全額を弁償した。[br] 上司ら村関係者の処分は判決確定後、あらためて検討する。これまで金庫紛失の監督責任で、総務、住民福祉両課長らは1月30日付で訓告や厳重注意の懲戒処分を受けているという。[br] 村は「今後このようなことが起きないよう、職員の綱紀粛正と倫理観向上に向けた指導を徹底し、村民の信頼回復に努める」とのコメントを出した。