【震災から9年】三沢の玉泉寺で法要

玉泉寺では法要を執り行い、犠牲者を追悼した=11日、三沢市
玉泉寺では法要を執り行い、犠牲者を追悼した=11日、三沢市
東日本大震災による津波で漁業者ら2人が犠牲となった三沢市では11日、玉泉寺で追悼と復興祈願の法要が営まれた。三沢漁港では市漁協職員が献花し、静かに手を合わせた。 法要は曹洞宗の青森県第五教区が主催し、毎年行われている。今年は新型コロナウイル.....
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 東日本大震災による津波で漁業者ら2人が犠牲となった三沢市では11日、玉泉寺で追悼と復興祈願の法要が営まれた。三沢漁港では市漁協職員が献花し、静かに手を合わせた。[br] 法要は曹洞宗の青森県第五教区が主催し、毎年行われている。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、参列者を遺族らに限定。玉泉寺の赤沼宗司住職を含め上十三地域のお寺から僧侶12人が集まり、地震発生時刻に合わせて黙とうした後、読経して犠牲者を追悼した。[br] 赤沼住職は「参列者を限定する形となったが、津波で亡くなった方、自然災害で命を落とした全国の方をこれまでと変わらない気持ちで供養した」と語った。[br] この後、赤沼住職は三沢漁港に赴いた。港で花を手向けた市漁協の古田輝祈総務課長は「3月11日のことを忘れず、語り継いでいかなければならない」と誓っていた。玉泉寺では法要を執り行い、犠牲者を追悼した=11日、三沢市