【新型コロナ】青森県が経営安定化サポート資金で中小企業支援 11日から最大7千万円を融資

新型コロナウイルスに関する中小企業支援を三村申吾知事(右から3人目)に要望する青森県内7商工会議所の会頭=10日、県庁
新型コロナウイルスに関する中小企業支援を三村申吾知事(右から3人目)に要望する青森県内7商工会議所の会頭=10日、県庁
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県の三村申吾知事は10日、県特別保証融資制度の経営安定化サポート資金を拡充することを明らかにした。11日付で融資枠の要件に新型ウイルス感染症を追加。中小企業は既存の融資枠と合わせ最大7千万円の融資が低.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県の三村申吾知事は10日、県特別保証融資制度の経営安定化サポート資金を拡充することを明らかにした。11日付で融資枠の要件に新型ウイルス感染症を追加。中小企業は既存の融資枠と合わせ最大7千万円の融資が低金利で受けられる。[br] 10日、三村知事が県庁を訪れた県商工会議所連合会の若井敬一郎会長らの要望に説明した。[br] 県によると、経営安定化サポート資金は「経営安定枠」「災害枠」の2種類があり、新型肺炎対策では災害枠の対象を拡大する。融資限度額は3千万円で、運転資金に加えて設備資金にも可能。期間は10年以内(うち据置2年以内)で利率は年0・9%。経営安定枠(融資限度額4千万円)と同時に使うこともできる。[br] 要望活動には県内7商議所の全会頭が集合。若井会長は「7人全員がそろうということは、それだけ切実な状況ということだ」と訴えた。八戸商議所の河村忠夫会頭は「宿泊や宴会のキャンセルが相次ぎ、納入業者からも悲鳴が上がっている」と現状を説明した。[br] 三村知事は中小企業支援に「スピード感を持って躊躇(ちゅうちょ)なく対処していく」との考えを示した。新型コロナウイルスに関する中小企業支援を三村申吾知事(右から3人目)に要望する青森県内7商工会議所の会頭=10日、県庁