約8200人が関門に挑む、青森県立高校入試

マスクを着用して筆記試験に臨む受験生=午前8時35分ごろ、青森県立八戸高
マスクを着用して筆記試験に臨む受験生=午前8時35分ごろ、青森県立八戸高
青森県内で10日、県立高校の入学試験が一斉に行われ、約8200人が志望校合格を目指して関門に挑んだ。新型コロナウイルス感染症の国内での拡大を受け、受験生の多くはマスクを着用し、アルコール消毒をするなどして万全の対策で臨んだ。筆記試験後の面接.....
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 青森県内で10日、県立高校の入学試験が一斉に行われ、約8200人が志望校合格を目指して関門に挑んだ。新型コロナウイルス感染症の国内での拡大を受け、受験生の多くはマスクを着用し、アルコール消毒をするなどして万全の対策で臨んだ。筆記試験後の面接試験は全校中止となり、実技試験は八戸西高スポーツ科学科などの第1志望者のみ実施する異例の状況で行われた。合格発表は16日。[br] 試験は全日制49校、定時制9校で実施。全日制は7828人の募集人員に対して7973人が出願し、出願倍率は1・02倍。定時制は募集人員600人に対して293人が出願し、出願倍率は0・49倍だった。筆記試験は午前8時45分から国語、英語、数学、社会、理科の順に行われた。[br] 240人の募集に対し、269人が出願した八戸市の八戸高では、試験前日に職員が全ての机などを消毒。当日は、玄関や教室前にアルコール消毒のスプレーを設置し、机の間隔を空けるなど対応した。受験生は落ち着いた様子で試験に臨んでいた。[br] 試験終了後、五戸町の女子生徒は「消毒液があったので安心して実力を発揮できた。一度面接の準備したが、負担が減ってほっとした」。八戸市の男子生徒は「全力を尽くせたので良かった。社会に苦戦した人が多かったように感じた」と振り返った。[br] 合格発表は16日午前9時に一斉に行われ、各校ホームページでも確認できる(同日午前9時15分~午後4時)。再募集人員なども同日に公表される。マスクを着用して筆記試験に臨む受験生=午前8時35分ごろ、青森県立八戸高