講話やひな御膳の会食で「ひな祭り」満喫/ごのへ郷土館

館内に展示されているひな壇飾りを楽しむ家族
館内に展示されているひな壇飾りを楽しむ家族
五戸町のごのへ郷土館は1日、同館でひな祭りイベント「上巳(じょうし)の節句を楽しもう」を開き、同町や八戸市の22人が講話や「ひな御膳」の会食を通し、季節の行事を満喫した。 講話は同館の木村明彦館長が講師を務め、縄文時代から現代までの食事の変.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 五戸町のごのへ郷土館は1日、同館でひな祭りイベント「上巳(じょうし)の節句を楽しもう」を開き、同町や八戸市の22人が講話や「ひな御膳」の会食を通し、季節の行事を満喫した。[br] 講話は同館の木村明彦館長が講師を務め、縄文時代から現代までの食事の変遷、お膳の成り立ち、ひな壇飾りをテーマに行った。[br] 木村館長は、お膳は奈良・平安時代には登場していることや、本来のひな御膳に肉類は入らないことなどを解説した。また、江戸時代以前の日本人で最も体格が良かったのは、バランスの良い食事を取っていた弥生人だったことも紹介し、参加者が興味深そうに聞き入っていた。[br] この後は全員で会食となり、色とりどりの食材が入った弁当、ひなあられ、甘酒などが載せられたひな御膳を味わった。[br] 上巳(じょうし)の節句に合わせ、同館では2月中旬から、館内にひな壇飾り16台を展示している。住民から譲り受けたものなどで、昨年に引き続いて実施。[br] 展示は旧暦の3月3日に当たる3月26日までとしているが、同館は新型コロナウイルス対策で15日まで休館となるため、現時点での再開は17日の予定(16日は休館日)。[br] 入館無料。開館時間は午前10時~午後5時。毎週月曜休館。問い合わせは、ごのへ郷土館=0178(62)5965=へ。館内に展示されているひな壇飾りを楽しむ家族